Ristorante Grotta Palazzese
(via ataxia)
キースのギター講座
オーソドックスに考えれば、左手の動きに若干の労力が必要になるバレーコードB7をやるところだが、なぜかあいつはあえてBをはずす。Aの開放音を響かせたまま、D弦の指を7フレットまでスライドさせるだけだ。こうすると頭にこびりついて離れない音色が生まれる。
嘘じゃない。これはできるかぎり怠けたまま商売になる唯一の方法であり、音楽史上有数の輝かしい発明だ。ジミー・リードはあれで三十年間、同じ曲を演奏してこられた。それで通用したんだ。あの技法を教えてくれたのは、六〇年代に二曲ばかりヒットさせたボビー・ゴールズボロという白人だった。(略)
こういう男たちの誰一人、ありきたりのコードを弾いてないってことだ。何かを足したり引いたり。ふつうのメジャーなんてまずない。組みあわせるんだ。切り刻み、におわせ、からみあわせ。“正しい”なんてものはない。(略)
ふつうのコードを弾いたら、次は何か別のものを入れるべきだ。Aなら、ちょっとDをにおわせる。ちがった感じの曲のAにはGをにおわす。そこからセブンスになってと、演奏者を先へ導いていく。
”
— キース・リチャーズ自伝 - 本と奇妙な煙 (via kogumarecord)
(via ataxia)
The Last Six Years X GRAPHICS DESIGNED
by Jack Crossing.